
ガスレビュー【年間購読誌 月2回発刊】
¥56,870円(税込)
A4版32ページ
毎月1日、15日発行(年間24回)
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1号単位での販売はしていません。
産業ガスから世界を読み解く専門誌
市場の最新動向を月2回詳報
1981年の創刊以来、月2回、年間24回、産業ガス及びガス供給関連機器の最新動向を需要、供給、技術、企業経営など多方面から分析。
鉄鋼、化学、半導体、自動車、医療、食品・農業、エネルギー、環境など多様な産業領域に用途を持つ産業ガスを通して、
最新の経済・社会動向を読み解く産業ガス業界唯一の専門誌。
ガスレビュー No.1049号(2025年02月01日)
- 【中国市場】中国経済、深刻な不況続く
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不動産不況が全産業に蔓延/PHV需要急増
日本の産業界にも大きな影響を及ぼす中国の経済環境は今どう推移しているのか。
「約四十年中国に係わってきたが、これほど経済が悪いのは初めての経験」と昨年末上海で取材した某日系企業の日本人董事長が漏らした言葉が実態を表す。
深刻な不動産不況をはじめ、以前よりワンランク落とした消費を心掛ける市民の姿も目立つ。
電動車シフトが続く自動車市場では、EVに加えてPHVの巻き返しが目立ってきている。
半導体関連では、レガシー半導体への投資が活発で装置納入も堅調だが、「あれだけ装置が納入されているのに、ガス関連機器の需要がそれほど増えていない」と訝しがる日系ガス関連機器メーカーの声もある。
かつてLED用MOCVDと同様に、どこかの倉庫に装置が寝ているのではないかという噂もある。
不安な要素が多分にあるものの巨大な中国市場なくして、日本経済は成り立たないわけで、米中の確執の行方も併せて、慎重な対応を迫られている。
- 【露点・水分計特集】定期的に訪れるR&Dの活発化で高性能化する
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工業ガスビジネスにおける露点・水分測定のトレンド
露点・水分計マーケットがまとめづらいのは測定原理が多様であること、メーカーの測定得意領域もさまざまで一概に一括りにできないことなどの理由があるが、シェアの高いメーカーの露点・水分計売上を合算したところ、すでに工業ガス業界向け市場は約70億円規模に育っているとみられる。
日本で半導体産業が活発化した1980年台から3倍以上に成長している。
日本における露点・水分計の導入における歴史と技術開発動向をまとめた。
- ガスレビュー目次
- 中国市場
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中国経済、深刻な不況続く
- 新春トップインタビュー
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「産業ガスメーカー本来の営業活動に集中する一年に」 大陽日酸 永田研二 社長
「顕在化してきた地域の課題解決の事業化」 エア・ウォーター 松林良祐 社長
「25年は水素エネルギー開発の大きな節目の年」岩谷産業 間島寬 社長
「変化の激しい時代だからこそ、安全と従業員・顧客満足度の向上を最優先する」
日本エア・リキード 牧原康二 社長兼CEO
- 国内市場
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三國重工業、新たな販路拡大に向け積極的な営業展開を推進中
ヤマト産業、アルミボディを採用し軽量化した新型圧力調整器、ロケット搭載向けに実績
カンケンテクノ、半導体用エキシマレーザー向けレアガス回収精製装置の販売を開始
- HOT ASIA PRESS
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八千代エンジニヤリング、インドネシアのメタンガス配送実証で現地に容器6個設置
- 時事コラム
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エア・ウォーター、ヘリウム、炭酸ガス、アルゴン等1月1日出荷分から価格改定
- 露点・水分計特集
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定期的に訪れるR&D活発化で高性能化する工業ガスビジネスにおける露点・水分測定のトレンド
- 焦点
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「加工領域で新価値を提供できる新製品を育む」 ダイヘン 森本慶樹 取締役専務執行役員
- エネルギー
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ENEOS、水素とCO2による合成燃料製造実証プラントが中央技術研究所で稼働
- ガスアプリケーション
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25年度に3Dプリンター技術のオープンイノベーション施設開設
- 技術レビュー
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信州大学、太陽光のエネルギーを使い、水から水素を直接製造できる光触媒及びそのシステムを研究開発
- DATA
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2024年度鳥インフルエンザ発生状況
- 最新工業ガス関連株式市況
- ガスレビュー指標
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機器編
- 流通回路
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岩谷産業、長崎県五島市と連携協定を締結
岩谷瓦斯、東京事務所を移転
- 組織人事
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山形酸素
日機装、社長交代
- 新春トップメッセージ
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業界トップが語った年頭所感