シームレス容器国産100年の歩み【2019年10月31日発刊】
¥6,380円(税込)
B5版122ページ
発行日:2019年10月31日
工業ガス容器の国産100年の歴史を語る記録の書
産業ガス供給方式である高圧ガス容器の国産化100年を記念した100年の歩みを記した歴史書
最も代表的な産業ガス供給方式である高圧ガス容器の国産化100年を記念して編集したシームレス容器100年の歩みを記した歴史書。
モノづくりに欠かせない産業ガスを安全かつ安心して使うために高圧ガス容器の国産化荷挑んだ人々の努力と挑戦をあまねく収録するとともに高度経済成長期を経て、今日に至る高圧ガス容器の変遷を記録した貴重な一冊。
特集・現場ルポ
容器の一生をルポタージュ
・「エルハルト方式」「マンネスマン方式」2つの製法から成るシームレス中容器製造法
高圧昭和ボンベ / ベンカン機工
国内シームレス中容器製造は現在2社体制となっているが、それぞれ異なった製造法を取っている。
2社の製造工場へ潜入し、容器製造のいろはを解説する。
・廃容器処理
高圧ガス容器の終着駅 CRC西日本
廃容器処理のパイオニア、関東アセチレン工業
高圧ガス容器のくず化、リサイクル処理業を営む2社の処理方法などを詳報。
役割を終えた高圧ガス容器はどのような最期を迎えるのか。
容器Pick Up
国内容器製造の歴史資料とともに振り返る
・日本のガス容器 国産の源流に迫る
・戦後容器市場の成長と挫折 ―2度のオイルショックが業界を再編―
・大量生産時代の終焉、2社体制に収斂された長い道程
容器Pick Up
容器が内包する諸問題に切り込む
・溶接容器、シームレス容器、バルク貯蔵
設立60周年を迎える関東高圧容器製作所の歩み
関東高圧容器製作所/エスケイシリンダー 矢端和之 代表取締役社長
・シリンダー出荷減が続く中、効率化の着地点となった「共同充填」
神戸サンソ、水島酸素商会による共同充填会社稼働中
・シリンダーガスの安全・安定供給を脅かす容器使用量問題
土佐酸素、容器管理指針を活用
大日本アガ、自作シール貼り付けでユーザー意識喚起
データ、資料
不明容器の回収本数、容器事故件数、容器カタログ
2009年~18年の10年間にわたる不明容器回収件数や、容器事故の発生件数、スペック別容器カタログ、開発中の超軽量容器動向など、容器に纏わる様々なデータを収集