ガスレビュー
GASREVIEW Articles

No.1031 2024年05月01日

食とガス
13

アヲハタ、ジャム用イチゴ栽培のCO2施用に大気から回収した炭酸ガス利用実証試験に着手

実証試験に着手CO2回収にはMOFを活用

フルーツの輸入・加工メーカーのアヲハタ(本社:広島県竹原市、山本範雄社長)は、ジャム用に栽培しているイチゴの増産を目的に大気中から回収した炭酸ガスを使ったCO2施用実証試験に23年10月から着手している。大気中からCO2を回収することで、CO2の輸送や貯蔵コストを最小限にしつつ、栽培に活用しコスト競争力の高いイチゴ栽培法を確立するのが目的だ。CO2施用を行うことで、イチゴの収量を2割~3割増やすことが可能とし、25年10月まで実証を行う予定だ。 
同社生産本部生産管理部西治彦氏は「一般的に農作物へのCO2施用はシリンダーやローリーからの液化炭酸ガスやハウスの暖房用LPガスの排ガスを利用する。ただ、これら施用はガス代コストが高く、収益を圧迫してしまうという課題があった。トマトやベビーレタスでは実施されるケースもあるが、イチゴ栽培において本格的に取り入れられることは少なかった」とする。 

No.1031号(2024年05月01日号)

当社発行の書籍のご案内
ページの先頭へ