ガスレビュー
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No.986 2022年06月15日

地域市場再発見・北陸
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建機、鉄骨など主要溶接需要回復によりコロナ前水準で推移

2021年度の北陸地域ガス需要はコロナ前の19年度並みに戻りつつあるところだ。日本建設機械工業会の統計によると21年度建設機械出荷金額は前年度比31・5%増の2兆91百億円、18年度比でも4%増と回復、工作機械21年暦年出荷金額も前年比70・9%増の1兆54百億円(工作機械工業会)と大幅に回復している。機械関連だけでなく、鉄骨も関東案件を中心に仕事量が増加しており、自動車も下請け企業への仕事量としては安定している模様だ。北陸の溶接需要は19年並みかそれと同等程度まで回復していることが分かる。 
飲食やバスなど一部停滞感の漂うものもあるが、医薬、化学など市場環境に関わらず堅調だった需要先もあり、21年度は概ね好調な1年だったと言っていいだろう。需要先の仕事量回復に伴い産業ガス出荷量も回復傾向にある。北陸地域のメーカー、ディーラー各社は「ガス出荷量は19年度並みに戻った」と口を揃える。細かくガス別でみると変動のある部分もあるが、新型コロナウイルスによる底は抜け出したと言ってさしつかえなさそうだ。

No.986号(2022年06月15日号)

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