ガスレビュー
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No.968 2021年09月15日

環境
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CO2資源化研究所、水素菌を用いたCO₂原料の人工肉やプラスチックを開発

24年度の工業化を目指す

 東大発のベンチャー企業CO2資源化研究所(東京都江東区、湯川英明社長)は、水素をエネルギーにCO₂を食べて増殖する水素菌を用いて、人工肉やプラスチックの原料をつくる研究開発を進めており、24年度の工業化を目指す。水素菌は増殖過程でCO₂を固定化することから地球温暖化対策として期待される他、菌体の約8割を動物性タンパク質が占めるため、人工肉等の原料や水産・畜産飼料の代替原料に応用でき、食糧問題にも貢献する。現在、同社はバイオフィーズ(飼料用動物性タンパク原料)、プロテイン(ヒト向けタンパク原料)、バイオ燃料、化学品の4分野の事業化を進め、10社近くの大手企業と共同開発を推進中だ。

No.968号(2021年09月15日号)

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