ガスレビュー
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No.967 2021年09月01日

市場動向
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エアセパ液市場、コロナ前の水準に戻る

液酸、今期第1Q、19年度同期比で10%近く増加

 エアセパレートガスの液市場が、コロナ禍にあっても回復の一途を辿っている。
 昨年は新型コロナ感染拡大による製造業の停滞で、5月をボトムに一時的に落ち込んだエアセパガスであるが、主要メーカーへの聞き取りによる今年度第1四半期(4‐6月)の販売量は、コロナ以前の19年度同期比で、液体酸素が9.6%増、液体窒素が3.5%増と共に増加、液体アルゴンは2.5%の減少率まで回復しているとみられる。4月〜6月の3ヶ月間の累計販売量は、本誌推定で7億59百万㎥で、18年に匹敵するレベルとなっている。7月以降の販売量もコロナ前の19年度を上回っているようだ。ちなみに、コロナ禍で最も落ち込みが大きかった20年度第1四半期との比較では、液体酸素が約20%増、液体窒素が約14%増、液体アルゴンが約10%増となった。

No.967号(2021年09月01日号)

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