ガスレビュー
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No.958 2021年04月15日

脱炭素への道
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「カーボンプライシング」、国内で導入検討本格化

「公平な負担と効率的に税週分配できる制度設計が必須」早稲田大学・有村俊秀教授

企業や家庭での二酸化炭素排出量を削減するため、二酸化炭素に価格を付け、排出量に応じて負担を求める制度『カーボンプライシング』の導入が、国内で本格的に検討され始めている。
 カーボンプライシングには、二酸化炭素の排出量に応じて課税を行う〝炭素税〟と、あらかじめ排出量の上限を決めてその過不足分を企業間で売買させる〝排出量取引〟という二つの考え方がある。いずれも排出量が多いほど企業や家庭でのコスト負担が大きくなるため、自発的な排出削減の取り組みを促す効果があるとされる。現在化石燃料によって発電された電力でガス製造を行う工業ガス企業をはじめ、同電力で工場を稼働させるガス関連機器メーカーなども対象になるものとみられる。

No.958号(2021年04月15日号)

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