ガスレビュー
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No.955 2020年03月01日

市場動向
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全国28ヶ所に統合されたアセチレン生産、20年販売量9000tを下回る

5年連続の1万トン割れ

2020年暦年のアセチレン販売量は、8465t(JIMGA集計)となり、ついに9000tを下回った。17年以来、5年連続での1万t割れとなる。こうした市況の中で、この5年間でアセチレン工場の統廃合が進み10ヶ所が停止、21年2月末で全国で28ヶ所となった。
アセチレン需要の低迷は、今に始まったことではない。エチレンやプロピレン、プロパン、LNGなどの代燃ガスが80年代以降台頭した。さらに主力の建設関連では工法がプレハブなどに変化、金属・鉄鋼加工の方法が激変したことにある。圧接向けにおいてもコスト面や環境面から、代替ガスへの置き換えや機械式接手工法への転換が進んでいるのもアセチレンの需要減に拍車をかけている。

No.955号(2020年03月01日号)

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