ガスレビュー
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No.934 2020年04月15日

緊急特集
3

コロナ禍不況、ガス市場直撃

造船倒産・閉鎖、自動車減産、鉄鋼不振

 昨年後半から始まっていた素材、製造業の不況に、コロナ禍が加わって、ガス市場は急速に冷え込みだしている。日本造船工業会の統計では日本の新造船受注量は2019年671万総t(296隻)と、18年1031万総t(344隻)に比べ万総tベースで35%減と大幅に落込んだ。韓国の1737万総t(217隻)、中国の1366万総t(369隻)と比べるとかなり低水準である。
 この要因は中国、韓国による極端な低船価による受注行動にある。日本造船工業会は1月23日に「造船業における公正な国際競争環境の整備に向けて」として、OECD/WP6における交渉決裂に対する声明を出し、世界に向け異常事態に追い込まれていることを発信した。コロナ禍に先んじて、「令和不況」に陥っていた。

No.934号(2020年04月15日号)

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