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水素業界専門誌

ハイドリズム

水素と燃料電池を
市場世界から見つめる専門誌

商用化実現への嚆矢となるか
「水素社会推進法」が成立
需給一体のプロジェクトに支援
・グリーン水素製造
 群雄割拠の水電解装置
・自治体の水素政策
 東京都自らグリーン水素製造に乗り出す
 福島県浪江町、駅周辺整備事業で年間100トンの水素需要目指す
・輸送
 複合容器を用いた水素トレーラー開発進む
・需要創出
 CJPT、社会実装開始から1年でFC小型トラック100台走行中

※ハイドリズム2、4、5の在庫は僅少となっております

  • A4版 100頁
  • 発行日:2024年6月1日
  • 5,500円(送料・税込)
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商用化実現への嚆矢となるか

「水素社会推進法」が成立需給一体のプロジェクトに支援

値差補填にはGX債から15年間で3兆円を充当

2050年カーボンニュートラルに向け、新たなエネルギーとして大規模な導入が期待される水素。その実現には、供給コストの低減と需要拡大が課題となる。その課題解決に向けた支援策を盛り込んだ新法「水素社会推進法」が、今年5月に成立した。これまで産業界から強く要望されてきた既存エネルギーと水素との販売価格差を支援するいわゆる値差補填と、大規模な水素利用を促すための供給インフラ整備を支援する拠点整備支援の二つを盛り込み、水素エネルギーの供給・利用を早期に促進させるのが狙いとなる。こうした支援策を国が明示したことが、需要家側と供給者側、両サイドが水素サプライチェーン構築に向けた大規模投資に踏み出すかの判断材料となり、実需を見据えた社会実装が加速度的に進んでいくことが期待されるところだ。水素エネルギー開発は大きな転換期を迎えようとしている。

グリーン水素製造

群雄割拠の水電解装置開発大型ニーズを捉える動きが活発化

製造コストや稼働時間、設置面積などを鍵に、水素製造能力の大型化に向けた水電解装置開発で、国内外メーカーが鎬を削る。ここでは国内に拠点を置く関連企業の動向を中心に、装置の開発状況や国内向けの販売状況といった取り組みを詳報する。

輸送

輸送効率向上を目指し、複合容器を用いた水素トレーラー開発進む日本エア・リキード欧州タイプ4日本仕様化目指す

日本エア・リキード欧州タイプ4日本仕様化目指す、巴商会タイプ4を用いた実機開発進める
サムテック、カワテックス、タイプ3を開発

高圧水素の輸送効率向上を目的に従来の水素トレーラー(タイプ1、鋼製容器)よりも2~4倍の水素を配送できる複合容器を用いたトレーラーの導入、開発を日本エア・リキード、巴商会がそれぞれ進めている。両社は軽量容器であるタイプ4(樹脂ライナ+CFRP)を用いる点で共通しているが、日本エア・リキードは欧州で既に走行しているタイプ4トレーラーの日本仕様化を目指し現在の規制、基準の見直しや適正化を進めており、巴商会は現在の規制、基準の範囲内で運用できるタイプ4水素トレーラーの開発を行っている。規制見直しと実機開発、取り組み方は異なるが、両社ともにより効率的な水素トレーラー開発に尽力している。

需要創出 FC商用車

CJPT

東京、福島、福岡でFCトラックの社会実装進める開始から1年で小型100台走行中

輸送部門の様々な課題解決のためトヨタ自動車をはじめとした自動車メーカー5社(現在は4社)が共同出資して設立したCJPT(コマーシャルジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ)はFCトラックの社会実装を進めており、2023年2月から東京、福島、福岡の1都2県でFC小型(積載量3トン)トラック117台が走行している。走行は29年度までの予定で、それまでに小型250台、大型(積載量11トン)50台導入する計画だ。

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