ガスレビュー
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ガス関連書籍

Food Life Agricultural Gas 

ガスが彩る食と農

ガスレビュー初のグラビア本、
食品農水畜産物で使われるガスや用途を解説

ガスは食品加工や保存、農業や水産業、酪農にも実は使われている。どのようなガスがどんな目的で食品分野に貢献しているのか紹介する。

  • A4版変型 50頁
  • 定価3,080円(送料・税込)
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FLAG Focus

アピール力は強いはず!

ガスならではの用途『噴射材』に迫る

エアゾール(aerosol)とは高圧のガスを用いて容器内の薬液等原液を霧や泡の状態にして噴射する装置のこと。コロナ禍に『エアロゾル』という言葉を耳にしただろうが、ドイツ語的発音のこの言葉と意味は同じで、空気中に浮遊、分散する液体や固体の粒子のことを指す。噴射させるためには、原液と一緒にガスも耐圧容器に詰めるが、今回は食品エアゾール製品の噴射材に焦点を当ててみる。

SCOOP食&農ガス

天ぷら粉をサラサラに/すっぽんの凍結粉砕/舌触り滑らかなジェラートをつくる

-196℃という超低温の液体窒素。食品加工や調理の現場では、瞬時に液体を凍らせて固化できることが採用の理由と思われがちだが、こだわりの現場では、冷やす目的がなくても裏技として液体窒素を使用するケースがある。今回、さまざまな現場で使われる液体窒素の、使われる理由にクローズアップする。

★現場ルポ

リフト式で敷地面積を最大限活用-目を引くスイーツで、世界から集客を

「グランベリー大地」

『空中いちご園』として世間を騒がせている観光農園がある。いちごの畝をそのままアルミ製の堅牢なケースに入れ、宙吊りにしている。これならば、栽培棚のセットを互い違いに高所低所に、片方の畝を作業しやすい位置にすれば、もう1本の畝が作業者の頭上となり、敷地面積を有効活用できる。常総市の広大ないちご園を訪ねた。

特集

食&農もカオスの時代へ

こんな時こそインパクトある生産の工夫とサービスを

人への感染症の蔓延がなかなか収まらず、飲食店へのダメージも続いている最中に戦争が始まった。小麦粉が入ってこなくなり、飼料も価格が高騰し始める。やがて燃料費も上がり始め、輸送のコンテナが動かない時期もあった。営業自粛も求められ、飲食店にとっては大打撃である。そして、現在はジリジリ値上げが続くインフレ局面に入っている。生活に不可欠な衣食住のうち、一番節約しやすいのは「食」。こういう時には、人々は食に関わる出費を押さえ、財布の紐は固くなるもの。増加してきた食品向けガス需要にも黄信号が灯ってしまうのか?本誌では、食や農水畜産業においてさまざまに効果を示すガス利用の付加価値を紹介してきたが、こんな時こそもう一捻り工夫が必要だ。提案の手を緩めず、本誌を参考にしてガスと設備を果敢にアピールしてほしい。絶対的な工夫の商材には、インフレのときにも人々は手を伸ばすことに気づいて。

食&農ビジネストレンド

各社一押し製品を紹介

オムニア・コンチェルト/岡谷酸素/日本液炭/高圧ガス工業/巴商会/コフロック

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