ガスレビュー
GASREVIEW Articles

No.875 2017年11月01日

地域市場再発見・近畿特集
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花開き、ガス肥ゆる近畿ガス市場

鉄鋼、建機からマンションまで…ユーザーの仕事増で俄かに活気付くガスメーカー・ディーラー

 リーマンショック以後の近畿ガス市場は、言い様の無い停滞ムードに覆われていた。増税後の市場活性策でもある「ものづくり補助金」に代表される各種補助金を利用した装置・機械ものは出るものの、仕事量の低下から消耗品であるガス・溶材需要が上向いて来なかった為である。
 しかし今回、改めてその状況を各社にきくと、その伸び方は各社各様であるものの、取材に応じて頂いた方々は皆一様に晴れ晴れとした表情を見せていた。域内メーカーの声を集めても、「ガスは下げ止まり、むしろやや復調してきている。特に建材関連での仕事については、補助金頼りではなく、仕事量が増えてきている印象がある」(大陽日酸)、「電炉向け酸素や化学品メーカー向け窒素、アルゴンなど、対前年でもガス種を問わず販売が好調である」(岩谷産業)、「世界的な景気回復が、直接もしくは間接的に近畿に波及し、様々な業界のユーザー稼動率が向上している」(近畿エア・ウォーター)などといった状況で、これまで燻り続けてきた近畿が、いよいよ熱を伴って活性化してきた様である。

No.875号(2017年11月01日号)

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