ガスレビュー
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No.860 2017年03月15日

容器動向
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鳥インフルエンザ禍で浮上する容器調達問題

CO2容器の「確保」と「洗浄」が課題

昨年11月以降今冬、高病原性の鳥インフルエンザウイルスへの感染が各地で拡大、農林水産省によると国内で222例に及ぶ鳥への感染が確認された。ガスメーカーやガスディーラーらは鶏などの殺処分用の炭酸ガス供給に追われることとなった。
鳥インフルへの感染は野鳥だけでなく家畜の鶏などにも拡がっている。今シーズンでは、昨年11月28日に青森県で食用アヒルに鳥インフルエンザへの感染が確認されて以降、2月末現在で新潟、北海道、宮崎、熊本、岐阜、佐賀の7道県10ヶ所で家畜の鶏やアヒルが発症し、約139万羽が殺処分された。
今回の一連の殺処分には、9万4千ℓ(約94t)を超える液化炭酸ガスが使われたと見積もられる。処分現場ではサイフォン管付容器での液化炭酸ガスの供給が求められ、各社とも容器確保に四苦八苦した。また、容器返却後の洗浄においても、「消毒のため用いられた消石灰を落とすのに苦労した」という声も多く、今後の課題も挙がっている。

No.860号(2017年03月15日号)

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