ガスレビュー
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No.923 2019年11月01日

ヘリウムトピックス
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ヘリウムの常圧回収に欠かせない回収バッグ

ダイゾー、国立大学など30機関に100基納入

 921号既報の通りヘリウムタイトに伴い、東京大学物性研究所ではヘリウムガスを回収し、液化するヘリウム液化サービスを10月1日から開始しているが、ガス回収において必要不可欠となってくるのがガスを回収するための容れ物だ。圧縮機を使い高圧ガスシリンダーで回収できない機関では、常圧でヘリウムガスを一時貯留するヘリウムガスバッグを使用している。過去に飛行船の設計製造を行っていたダイゾー、スカイピア事業部が販売するヘリウムガスバッグは1~200㎥まで幅広くサイズ展開している。同社が開発した「ガスコレクター膜」を熱溶着によって接合し、サイズ、形状全てオーダーメイドで製造している。ヘリウムガス透過量は1気圧、1㎡、1日あたり5.5㏄。これは合成ゴム系膜材のおよそ180分の1に当たる。2019年10月現在、国立大学など30機関100基納入している。

No.923号(2019年11月01日号)

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