ガスレビュー
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No.906 2019年02月15日

ベトナムレポート2019
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安定した経済成長を続けるベトナム市場のガス&機器最新動向②

産業ガス市場120~160億円、年率6%以上の安定成長

 ベトナムのガス市場はここ数年安定した伸びを示している。統計がないので取材による推定だが2018年の金額規模は120~160億円、年率6〜7%成長している。日本や韓国、中国、台湾、マレーシア、シンガポールなどの製造業が積極的に進出、鉄鋼や原油、肥料などの国営企業も生産は好調で、新興国特有の酸素リッチな需要構造をベトナムも形成している。
 しかし、各種電子部品、家電、製薬、食品、ゼネコン、サービスなど新たな分野の勃興も目覚ましい。また病院向けMRIも普及が始まるなど窒素、アルゴン、炭酸ガス、ヘリウムとガス種は多様化してきている。更に、中規模の工場数が増加するなど製造分野に厚みを増している。ガス・溶材及び関連機器市場にとっては裾野が広がる。
 ベトナム特集第2回は、ベトナムに進出した日系ガス企業、ベトナム・ジャパン・ガス(VJG、大陽日酸と巴商会合弁)、エア・ウォーター・ベトナム、ベトナム岩谷、トモエ・ベトナムの4社の取組みに焦点を当てることにした。

No.906号(2019年02月15日号)

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