ガスレビュー
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No.893 2018年08月01日

液化炭酸ガス・ドライアイス特集
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定修重複、トラブル多発で過去最大級のピンチ

5~7月、ドライアイス中心に出荷制限実施
今夏の供給体制にも影響必至

 前号既報のとおり、2018年夏の液化炭酸ガス・ドライアイス市場は、粗ガス供給元の定修長期化、トラブルが重なり、例年以上に厳しい局面を迎えている。4~6月頃にかけ、程度に差はあるものの、全国33ヶ所の液化炭酸ガス・ドライアイス製造拠点のうち23ヶ所が定修、もしくはトラブルで一時稼働を停止したとみられ、主要メーカー4社は玉繰りに奔走、ドライアイスを中心に一部出荷調整も行う事態となった。
 本来この時期は通常の供給分に加え、需要の最盛期である夏場に備えた液在庫も貯めるため、生産設備をフル稼働させる。しかし5月の大型連休前後から、定修を終える予定だった粗ガス供給元のプラントの立ち上がりが遅れたり、予期せぬトラブルに見舞われるなどして、十分な液在庫が確保できない状況となった。

No.893号(2018年08月01日号)

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