ガスレビュー
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No.887 2018年05月01日

地域市場再発見・新潟
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機器好調で回復に転じた新潟ガス溶材市場

機器好調で回復に転じた新潟ガス溶材市場

端から端まで陸路で330㎞ある新潟県は、都から遠い方から下越、中越、上越の3地域に分けて呼称されてきた。今も新潟市を中心とする下越、長岡市と三条市、燕市の中越、直江津を含む上越市周辺の上越と3つの経済圏があり、ガス・溶材市場もそれぞれ地域ごとに形成されている。すなわち、三菱ガス化学をはじめ鉄骨・橋梁企業がある下越、工作機械や金属加工業が盛んな中越、信越化学や中部電力上越発電所、国際石油開発帝石直江津LNG基地などエネルギープラントが立地する上越と、3地区それぞれ異なる顔を見せている。 
 2年前の「新潟特集」(本誌№853)では、停滞ムード一色のレポートだったが、記録的な降雪が解けた4月に県内のガスディーラー・メーカーを回ると、明るい兆しも見え始めているようだ。ただ、公共工事の低迷が続いていることにより、現場工事向けのガス出荷量が減少傾向にあることに変わりはないものの、鉄骨ファブやエレクトロニクス関連、金属加工といった業種では、設備投資を始めておりガス・溶材需要を押し上げている。

No.887号(2018年05月01日号)

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