ガスレビュー
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No.885 2018年04月01日

市場動向
3

原材料高騰で値上げの春

中国発のインフレ懸念も浮上

 2018年2月以降、原材料、素材などあらゆる製品の価格が値上がりしている。化学製品では国産ナフサ、苛性ソーダ、アンモニア、塗料など各メーカーが値上げを発表、鉄鋼では普通鋼、特殊鋼、ステンレス、棒鋼、H形鋼の市中価格が上昇している。また、電気、都市ガスは4月から値上げされる。家庭用では食用油、小麦粉などの食品も値上げされた。まさに値上げの春だ。
 例えば、原油価格はWTIで3月は約62㌦、前年同月比で19%上昇している。LNG価格も12%上昇している。また、ニッケル価格は6㌦/Lb、28%上昇など世界的に原材料は同時に価格が上昇、これによって資材、電力、燃料など副資材を始め物流コストなども高騰している。日本の各メーカーも最早、合理化や生産性向上ではコスト上昇分の吸収は不可能としている。そこで価格改定や値上げせざるを得ない事態になっている。

No.885号(2018年04月01日号)

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