ガスレビュー
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No.882 2018年02月15日

市場動向
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高炉5割減産!環境規制で揺れる中国

中国向け特需発生の一方で部材価格上昇。ガス市場はどちらに揺れる?

中国政府は現在、環境規制を強化、とりわけ石炭を槍玉に挙げ、徹底した削減措置を取っている。例えば、鉄鋼や電炉は5割減産、セメントやセラミックスなど天然ガスを燃料として使う工場以外は生産中止などとなっている。この他、VOCや水質汚染、粉塵、危険物(可燃性、毒性、腐食性)に対しても規制を強化している。
 その結果、中国のGDPを押し下げる可能性も示唆されている。既に、一部の鉄鋼材料や化学品などが不足、日本からの輸入を増やす動きまででているようだ。規制の実施期間は暖房期の17年11月~18年3月までだがその後も規制強化の手綱は緩めないとされており、結果、日本に特需が生まれ、ガス市場へプラス要因となるかもしれない。

No.882号(2018年02月15日号)

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