ガスレビュー
GASREVIEW Articles

No.880 2018年01月15日

新春特集
6

回復基調の市場環境の中で見えた業界内設備投資の増加

 2018年の工業ガス市場は回復ムードの中で幕を開けた。
 世界規模でのエレクトロニクス産業の投資復活を受け電子材料ガスは元より、高水準で推移する半導体を筆頭に、自動車をはじめとした自動化ニーズで電子部品も好調をキープ、情報通信の光ファイバーも輸出が下支えし窒素、水素需要をけん引している。
 鉄鋼、化学、自動車、建機、造船も足元の生産は堅調で、酸素や溶接用アルゴン、炭酸ガスも底堅い。オリンピックに向け建築工事もいよいよ始まり、地域発の再開発案件もあり、長期低落傾向にあったアセチレンにもようやく下げ止まり感が出てきた。炭酸ガスは、飲料、冷却に加え菜園向けをはじめとする農業・食品関連で新規需要が生まれている。

No.880号(2018年01月15日号)

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