ガスレビュー
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ガス関連書籍

Beyond Semiconductor

PROトロン

「神は〝ガス〟に宿る」
~最先端科学技術と共に歩むガス~

1991 年発刊以来、22 年間蓄積してきたガストロンの多様なデータを発展的に“改称”して「PRO トロン」として新たに出発。従来のエレクトロニクス関連ガス・機器マーケティングなどを踏襲しながら、あらゆる分野で使われる特殊ガス、混合ガス、微量ガス、供給機器・システムの最新動向を取り上げた。

  • A4版72頁
  • 2016年6月30日
  • 本体価格6,000円+税(送料込)
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特集・<変化>する炭酸ガス

日本発信!微小な泡が世界を変える

バブル物性の科学的解明が重要

国立研究開発法人産業技術総合研究所
環境管理研究部門研究主幹
工学博士 高橋正好氏

 現在、マイクロバブル、ナノバブルといった微小な泡を使った技術が様々な分野で応用が進んでいる。魚介類の養殖、水産加工、農畜産、洗浄、排水処理、医療、健康などまさに百花繚乱である。注目されるのは、空気も含めて、酸素、オゾン、窒素、水素、炭酸ガスなど産業ガスが応用されている点である。使う量は大きくはないが、そのガスが持つ特質を生かして、あるいは、これまでとは異なる使い方も生まれてきている。
 一方で、泡の科学的な原理解明を待たずに、フフライング気味に商品化、製品化されるケースも目立つ。確かに有効性は認められても確固たるメカニズムや現象の科学的立証がなされなければ、折角の日本発信のマイクロバブル、ナノバブル技術の発展を阻害することに繋がりかねない。
そこで、マイクロバブル、ナノバブルなど微小泡の基礎・物性研究の第一人者である、産総研環境管理研究部門研究主幹工学博士、高橋正好氏にメカニズム解明の最先端について訊いてみることにした。ちなみに、高橋氏は現在、金沢工業大学、千葉工業大学、大阪市立大学の客員教授を勤めている。(取材日:2016年4月19日)

半導体最前線

オールジャパンの体制でGaNデバイスの新市場開拓

GaN研究コンソーシアム設立、パワーデバイスによる電力機器省エネ化に貢献

ノーベル賞受賞者、名古屋大学天野浩教授に聞く

 LEDで実需化した窒化ガリウム(GaN)デバイスのさらなる市場拡大のため、昨年10月、産官学共同の開発推進組織、GaN研究コンソーシアムが設立された。電力機器の省エネルギー化に貢献するパワーデバイスをはじめ、光分野や高周波分野など幅広いアプリケーションに向けて、オールジャパンの体制で取り組むことになる。同組織の旗振り役である、2014年ノーベル物理学賞受賞者、名古屋大学の天野浩教授に、コンソーシアムの狙いと活動内容について聞いてみた。

半導体最前線

電子情報技術産業協会

第21回国際半導体先端科学技術環境安全会議を神戸で開催

新コスモス電機やカンケンテクノなど
関連機器メーカーが熱演

 一般社団法人電子情報技術産業協会(以下JEITA)は、第21回国際半導体先端科学技術環境安全会議(以下IHTESH)を5月31日から6月2日まで神戸国際会議場(兵庫県神戸市)で開催した。IHTESHとは、半導体関連における環境負荷低減に向けた実用的技術の提案や、情報共有を目的に開催される国際会議で、日本、米国、欧州、中国、韓国、台湾の6つの国と地域にある電子情報技術産業協会が持ち回りで行っている。日本では8年ぶりの開催となった。開催期間中は半導体メーカー関係者など約150名が参加した。
 JEITAは電子材料から電子部品、デバイス、最終製品に至るまでの幅広い分野における健全な生産、貿易及び消費の増進を図ることにより、電子情報技術産業の総合的な発展に資し、わが国の経済発展と文化興隆に寄与することを目的として2000年に設立された。会員各社は16年4月現在で約380社となる。IHTESH2016はJEITA内に設置されている半導体部会半導体環境戦略委員会の元で運営を行った。

2015年ガス&機器マーケット動向

国内安定、アジア急拡大の特殊材料ガス&機器市場

中国で急増する液晶・半導体市場、されど「価格破壊」の懸念アリ

ガス21種、機器11種の市場概況を解説

 世界的に見れば、今後間違いなくガス需要が拡大していくのは、言うまでも無くアジアである。特に中国、韓国の動きが目立つ。中国ではBOCの10.5世代型液晶工場への巨額投資をはじめ、無軌道にも映る大型液晶工場の建設ラッシュが続いている。また韓国でもサムスン、SKハイニックスの2大メーカーが300㎜ウェーハのライン増設を進めており、加えて16年6月にはサムスンがiPhoneの17年モデルに搭載する有機ELパネルの量産に対応する為、7000億円超の巨額投資を決行する等と報じられた。
 今回のPROトロン刊行にあたって国内主要特殊材料ガスメーカーの話を収集したが、扱うガス種は違えど、「国内では半導体・液晶に関して主要プレイヤーがすでに固まっており、その稼働率によってガス需要が決まる。国内への安定供給は前提だが、成長性の高さという意味では韓台中に注目している」という統一した見解が得られた。

世界エレクトロニクス市場マップ

日本・韓国・中国・台湾・欧州・米国・東南アジア・中東

主要半導体・液晶メーカーとガス供給拠点を網羅

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